佐代は、雨を降らせることのできる巫女として神殿へ連れられた。しかし彼女の能力は不安定で、暴走した後、各地に被害をもたらした。そして更には、雨を降らせることができなくなってしまった。
 佐代は伴を連れて旅をすることになったが、山越えの最中、崖から転落する。彼女を救ったのは、掘立小屋に一人で住む青年だった。しかし彼は、佐代の雨による洪水で、弟を亡くしていた。








  01:巫女の雨
  02:祈祷
  03:新たなる神託
  04:新しい世界――街
  05:新しい世界――村
  06:激流
  07:怖い人
  08:農耕
  09:不器用な二人
  10:お弁当と和え物
  11:再度、祈る
  12:大雨の惨状
  13:川遊び
  14:差し入れ
  15:山菜取り
  16:山奥の星空
  17:女たちの語り
 18:お祭り
 19:踊り
 20:花流し
 21:行き倒れの少年
 22:強引な
 23:三人の時間
 24:讒言
 25:似た者
 26:自覚
 27:前日
 28:出迎え
 29:それぞれの立場
 30:松樹と蓮介
 31:侵入
 32:佐代の意思
 33:これから
 34:青い空



HOME