記憶を食べて生きる少女、ミリアム。 彼女が食べるのは周囲の自分に関する記憶。 忘れられたくなくても、空腹のせいで知らず知らず食べてしまう。 そんな生活の中で、彼女はある日、とある青年に告白される。 どうせ食べるのなら、見知らぬ人の記憶の方がいい。 そうしてミリアムは、彼に一日だけのデートを提案した。










忘れ去られる恐怖の中で、しかし彼女は懸命に生きていた。


   <本編>
     01:生受   /
     02:発見   /
     03:守護   /
     04:告白   / /
     05:逢引   / / /
     06:困惑   / /
     07:不調   / /
     08:変化   / / / /
     09:錯乱   / / /
     10:笑顔   /

   <小話>
     あの後 / ねごと / 贈り物


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