「君、代金足りてないから」
「……あのお肉、どれくらいするんですか?」
「君が払ってた二倍分だ」

肉食魔女見習い、メアリ。お肉を食べたいがために、
彼女が忍び込んだのは王宮だった――。

「あ、計算できる?」
「できますよ!」