痩けた頬に、うつろな瞳、棒のように細い手足。
幼馴染みに、かつての面影はほとんどなかった。

俊之は確信した。

呪われている。廃墟なんかに行ったせいで、
実里は確実に幽霊に呪われてしまったのだ。

俺が助けないと。

俊之はそう決心すると、実里を救い出す決心をした。









       01: 憑かれた幼馴染み
       02: 賑やかな幽霊
       03: 愉快な廃墟
       04: 危険な侵入者
       05: 手荒い逃走劇
       06: 最後の足掻き
       07: 二度目の別れ
       08: 大切な場所


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