愛と鞭


第一幕 アイリーンと問題児たちの騒動 完結

訂正
・アイリーンの正式呼称の場面において、リーヴィス=アイリーンとなることが多いですが、正しくは「アイリーン=リーヴィス」です。

・初期の頃は、オズウェルは警備騎士団隊長、となっていますが、正しくは「警備騎士団団長」です。これに倣い、マリウスの役職も「警備騎士団副団長」となります。

第二幕 お世継ぎ問題、舞台は王宮へ

あらすじ
 誘拐事件を経て、より一層家族としての絆を深めた子爵家。夜会やお見合いやらを通して、アイリーンとオズウェルも何だかんだ良い雰囲気に。
 しかし、そんな中、フィリップが国王陛下の隠し子であるとの噂が広がってしまう。フィリップは王宮へ上がることになり、様々な陰謀に巻き込まれるように。
 一方で、アイリーンはお針子として、ウィルドは見習い騎士として、エミリアはメイドとして王宮へ上がることとなる。フィリップ及びカインの手助けのために、再び子爵家が結束する――。
「あれ、僕はどこ行ったんですか。僕ももちろん登場しますよね?」
 ……もちろん、ステファンも登場する予定である。